略歴
生年月日 1950年11月29日 米・カルフォルニア生まれ
経歴
子供時代は外交官の息子として、台湾、香港で育つ。’67年横浜に渡ってから |
20年間、日米往還を繰り返す。プリンストン、スタンフォード大学の日本文 |
学教授を経て、’89年から日本に定住。現在は法政大学国際文化学部教授。 |
西洋出身者として、日本の近代文学で初めて日本語で書かれた純文学作品「星 |
条旗の聞こえない部屋」で野間文芸新人賞を獲得。 |
二作目「天安門」では芥川賞候補作、三作目「国民のうた」で三島賞候補。 |
「千々にくだけて」が大佛次郎賞、「仮の水」で伊藤整文学賞、 |
「模範郷」で読売文学賞を受賞。 |
芸歴
作品 《小説》
「星条旗の聞こえない部屋」’92講談社 野間文芸新人賞 |
「天安門」’96講談社「満州エクスプレス」’96群像 |
「国民のうた」’98講談社 |
「蚊と蝿のダンス」’01群像 |
「ヘンリーたけしレウィツキーの夏の紀行」’02講談社 |
「千々にくだけて」’04群像 大佛次郎賞 |
「仮の水」‘08講談社 伊藤整文学賞 |
「模範郷」'16集英社 読売文学賞 |
「天路」’21講談社 |
《翻訳》
「万葉集(The Ten Thousand Leaves)」 全米図書賞 |
「錨のない船(RIDING THE EAST WIND)」 加賀乙彦 著 |
三島由紀夫 安部公房 中上健次 古井由吉 |
《エッセイ》
「日本語の勝利」’92講談社 |
「新宿の万葉集」’96朝日新聞社 |
「アイデンティティーズ」‘97講談社 |
「最後の国境への旅」 ‘00中央公論新社 |
「日本語を書く部屋」’01岩波書店 |
「英語でよむ万葉集」’04岩波書店 |
《紀行文》
「我的中国」‘05岩波書店 |
《新聞雑誌》
海燕「文芸時評」‘91年連載 広告批評 |
月刊現代 [アメリカ 中国 ドイツ 長編紀行] |
週刊朝日 ‘93年司馬遼太郎との新春対談 |
朝日新聞 「ことばの都市」‘95~96連載 |
日本経済新聞 「プロムナード」‘97連載 |
婦人公論「東北再発見の旅」 ‘96~’98(全17回) |
群像 ‘99安岡章太郎らとの新春対談 |
朝日新聞 ‘01~‘05 文芸時評 常任委員 |
世界「延安紀行」‘07~ |
出演
NHK教育「教育ジャーナル」柄谷行人との対談 |
NHK教育ETV「わたしの日本語―ことばは変わる」 |
NHK教育スペクトラム「日本の文化を世界の舞台へ」 |
NHK教育ETV「安部公房 探しあてた時代」 |
NHK教育ETV「レイテ戦記を読む」 |
NHK教育 ETV「作家 中上健次の世界」 |
NHK教育未来潮流「越えられるか“言葉の壁”異文化コミュニケーションの可能性 |
NHK教育知るを楽しむ「日本語に魅せられて」 |
講演
‘93京都デサイン会議 平成奥の細道 旅のフォーラム 高松市美術館 |
同志社大学第9回外国文化週間 歴史街道トーク&ライブ 他多数 |