新国立劇場などを歴任した舞台演出家の栗山民也さん(65歳)が4月18日〜21日、浦添市のてだこホールで演劇教室を開きます。2004年から北谷町で行って以来、7年ぶりの開催。「すごく楽しみ。今の沖縄の中から出てくるものを育てたい」と意欲を見せました。
演劇は時代を映す鏡ー。栗山さんは、英国の劇作家シェークスピアの言葉を挙げて「時代の空気の中から生まれた作品をつくらないといけない」。辺野古問題で苦悶する沖縄。「政府のまやかしが露骨に出ている今の政治状況を逆に武器にしていかないと」と語る。久しぶりの演劇指導に「沖縄の演劇人はどうなってるんだという興味はある」。東京で見られるような“横並びの個性”とは異なり、貪欲な好奇心が良さだと感じている。「舞台芸術は守りに入った時点で死に絶える」とし、「歌舞伎であれ、能狂言であれ、若い人がいろいろ実験し、活性化して行く」。今回の演劇教室にもプロアマを問わず、興味ある人も参加を待っています。
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